ヤフオクでは評価が200前後あり、それなりに慣れたユーザーです。
どちらかに慣れてしまうとなかなか別のシステムを使うのは慣れないもので、メルカリは登録はしたもののほとんど利用していませんでした。
特に私の場合、メルカリに初めて出品したのが冬のモコモコブーツ(UGG)だったのですが、値段が少し高めだったのか値下げ交渉の問い合わせが多く、面倒になり、出品を取り下げてしまいました。
ヤフオクでも値下げ交渉のオプションはありますが、基本的には安く出品し、需要と供給のバランスでどんどん値段が上がっていく仕組みです。私はヤフオクのシステムにどっぷり浸かっていたようです。
しかし時代とともに変わりゆくもので、一世を風靡したヤフオクも、メルカリの脅威に色々とシステムを変更しているようです。
ヤフオクで盛んに取引をしてしていた時期もありますが5年ほどほとんど取引をしていませんでした。
ですが最近、オークション活動を再開しました。
ヤフオクではそれなりに評価されている私ですが、メルカリでは初心者。メルカリの魅力とは何だろうと思い、まずは自分で体験してみようといくつか出品してみることにしました。
出品ばかりしていてもなかなか評価は上がりませんので、まずは一つ購入しようと決意。
ちょうど1000円以上で最大1000円ポイントバックのようなキャンペーンをやっていたので、1000円以上のTシャツを新品で検索してみました。
この検索結果から私が感じたことは「みなさん意外と強気の価格設定、これではなかなか売れないんじゃないか」。例えばユニクロで1000円で売っているTシャツを、950円送料込みで売っているようなイメージです。お得でないとは言いませんが、売れるまでは時間がかかりそうな価格設定です。
ちょっと探しただけでも、なんとなくヤフオクと違うなということは感じました。
3品ほど出品し2日ほど経過したところで、メルカリのアプリにお知らせが届いていました。「出品は5つ以上登録すると売上が80%伸びるという報告があります」。現在はどのようなシステムになっているかは分かりませんが、ヤフオクでは新人の頃、このようなメッセージを受け取った記憶はありません。
このようなアドバイス、もうまく利用しながら、登録者に出品を促している姿勢を伺うことができました。このような手厚いきめの細かいサービスも、メルカリが受け入れられた理由なのかなと感じたところです。
話は戻り、新品のTシャツいいものを見つけたので一つ購入しました。これできちんと取引をすれば、きっと評価は星1つになるはず。評価がゼロとイチでは違うことは、ヤフオクでは経験済みです。
ところが、取引が完了せず評価がまったくゼロの段階で、出品していた商品が一つ売れたのです。これには良い意味で驚きました。商品が、アディダスだったことも幸いしていると思います。ブランドものはオークションではとても強いです。
ここで私が感じたことは、メルカリはヤフオクに比べ、怪しげな男性ユーザーがかなり少ないということ。
また高級ブランド品を、まだ出品していないのでよくわからないところがあるのですが、ヤフオクではいわゆる高級ブランド品を出品すると、必ず意味のわからない質問が来ます。怪しげなサイトに勧誘されたりもします。
世の中にはこういう悪い人たちもいて無視すれば大丈夫だとわかってはいても、いざ、自分の出品した商品ページによく分からないことが記入されると気持ちの良いものではありません。
二つの違いがなんとなくわかり始めたところで、これからはうまく住み分けをしながら二つのシステムを利用します。
ヤフオクもメルカリに対抗し、Paypayフリマなるものを始めたようです。出品数の多さから買いたいものが見つかりやすいヤフオク、しかし、メルカリの追いつけ追い越せの脅威にヤフオクだけでは対抗できないと感じたのでしょうか。
ヤフオクがフリマサイトを始めたので、2019年10月現在、メルカリでは販売手数料が実質100%キャッシュバックされるキャンペーンなるものを行っています。
消費者にとってはこのようなお得なサービスが増えると良いですね。
これからも、ヤフオクとメルカリの違いと攻略法を書いていきます。