ヤフオクは詐欺などのトラブルにあっても、仲裁なんてしてくれません。トラブルにあったら、弁護士に頼むか、自力で対処する以外方法はありません。自力でできることの第1歩、それが内容証明郵便と配達証明郵便です。
内容証明郵便とは
「いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です」(日本郵便のHPより)
ワードが使える方なら、内容証明郵便を発送するのはとても簡単です。ネット上で手続きが完結できる e内容証明 を利用して内容証明郵便を発送します。郵便局のホームページからテンプレートをダウンロードし、書いた文書をアップロードして利用料金をクレジットカードで支払えば、郵便局の窓口へ行くことなく発送できます。窓口料金よりネット料金の方が安いのも魅力です。
内容証明郵便は、詐欺・借金取立・クーリングオフなど「わけあり」な人がよく利用します(笑)
配達証明郵便とは、
「一般書留郵便物等を配達した事実を証明します」(日本郵便のHPより)
こちらは、ネット上からは発送できず、郵便局の窓口から発送します。土日もゆうゆう窓口から発送できます。配達証明は、配達した事実を日本郵便が証明してくれるので受取拒否という手段がとりにくいのです。
内容証明郵便は、不在が続くと日本郵便の規定日数が経過すれば発送元に戻ってきます。要は、居留守されると、伝えたいことが伝わらないということです。
これに対し配達証明郵便は、ポストに投函され、これを郵便局が「届けた」と証明してくるようなイメージでしょうか。
私の場合、詐欺出品者は内容証明郵便を受け取らず自宅に戻ってきました。でも、配達記録郵便は投函されてしまったようです。その結果、配達記録に書いていた通り、返金に応じました。
詐欺をする人はきっと、利用者の0.1パーセントもいないかもしれません。
そして、このごくわずかな詐欺師の考えを予想することは、普通の人間からはできない、と私は思います。(火山活動のため入山禁止になっても、行く人っていますよね?普通の人は行きません・・・) だから評価欄に「非常に悪い」とつけてもあまり効きめがないのです。普通の人は悪い評価に敏感ですが、相手は普通じゃない人間です。売上金が入金されればどう評価されようと関係ないのです。相手はお金が全てです。
返金させるのにヤフオク事務局の力を借りられないのであれば、やはりこのような内容証明や配達証明などを利用して、相手に自分の戦う気持ちを伝えることが何より大切です。これで応じなければ、少額訴訟制度、調停や裁判と進んでいきます。
そして、この詐欺師達のIDを削除しないヤフオク側には、問題があると思います。もっと健全なオークション活動のために、ヤフオクに改善してほしいことの一つです。
だから、利用者が減るのですよ!ヤフオクさん。