PTAの決算は、経理などのお仕事をされたことがない方にとっては、かなり辛いお仕事だと思います。これこそがボランティアではなく、お仕事だと感じる瞬間です。
問題は何かというと、役員を決める時にその人のスキルを無視して決めていることではないかと思います。パソコンを使えない方が会計をされたら、手書きと計算機で何とかするしかないでしょう。
見た目だけのことですから、手書きで計算しても何の問題はありません。ただ、整然とした文字が並ぶのでパソコンで作成した方が見た目は綺麗です。年を追うごとに、怪しい会計は許されなくなりますので、年々収支簿の付け方も厳しくなります。
私はよく仕事が終わった18時頃小学校へ行き、30分から1時間ほど、会計の仕事をしていました。先生方も何人か職員室で仕事をされており、ワークライフバランスはどこへやら、という感じです。これこそまさに、お仕事で忙しい方が担当されても問題はない仕事だと思います。
この苦労の先に子供たちの楽しい学校生活はあるのでしょうか?一緒についてきていた私の子供は少なくとも楽しそうでした。それはせめてもの救いです。
私は子供が低学年の頃に役員をしていたので、よく子供と2人、小学校へ行っていました。保護者と一緒でなければ、夜遅い時間に学校へ行くことはできず、なんだかそれを楽しんでいるようでした。
今はあんな生活をよくできたなと思いますが、ほとんどの人は役員を引き受けたらそれなりの仕事量をこなししています。
毛嫌いせずに能動的に参加すれば、楽しい活動になります。大変ですが、大変なことを乗り越えると、色んな方との繋がりも持てるようになります。
悪いことばかりではありません!