公立学校には、「授業料免除」というシステムがあるのをご存じですか。
審査の対象になるのは、
・両親の収入
・両親の扶養人数
がメインです。ある程度の成績であれば優秀でなくても大丈夫。ただし、留年は対象外かと思うので気をつけてください。
親が自営業だと、授業料免除に合格する確率が、ぐんと上がります。なぜならおそらく、申告している課税収入が少ないからです。
大量の書類を市役所等で取り寄せる必要がありますが、一度申請すると慣れるものです。そして、なんといっても免除額は大きい。
私は「高専」という特殊な国立学校に進学したのですが、その頃は何度申請しても半額免除でした。ところが国立大学に編入すると、1回目から全額免除。
その先の、大学院(修士・博士)には進んでいませんが、学部生よりも、授業料免除の予算は大きいですし、学業優秀な方が、金銭的な援助を受けやすいのは周知の事実です。
また、大学院生になると「ティーチングアシスタント」という、大学から給与がもらえる制度があります。これは結構額が大きい場合もあり、あなどれません。
詳細は以下の、文部科学省HPを参照ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/003/gijiroku/07011713/001/002.htm
奨学金も、返済義務のないものがあります。日本学生支援機構の奨学金ではなく、企業が公募していて、その会社に就職する義務もなく返済する義務もない奨学金も探せばあります。私は1年ほどその企業型の奨学金を頂いたことがあります。小論文を2~3か月に1度提出しなければなりませんでしたが、こちらに課せられた義務はそれだけでした。
探せば、色々な方法があるのです。でも、能動的に調べないと、教えてくれる方はなかなかいません。このような募集は、現在ではネット上でも酵母されているかもしれませんが、まずは大学の共通掲示板を隅々までチェックすることから始めましょう。
かくいう私も高校生の頃から「授業料免除申請」をしていていましたので
書類を取り寄せる作業
そのものに慣れ、苦でなくなったことは、その後の人生にとても役に立ちました。