なぜこの本を手にとったか『 メモの魔力 前田裕二著 』
TSUTAYAの店頭やアマゾンの売り上げランキングなどを見て気になっていたものを、Kindleのおすすめで見てポチっとしてしまいました。
読んでみての感想
メモと言う簡単な単純な言葉で表されていますが、自分の感じたことをアウトプットすることが大切だということが、記してある本です。何時何時もメモする打ち合わせの時もメモする、本を読みながら映画を見ながら舞台を見ながらもメモする。そしてその時系列のデータを保存しておくことで、自分の記憶にいつでもたどれる、
初めはただその時感じたことをメモするだけで良いけれど、だんだんと具体的な事から抽象的なことをメモする思考の習慣をつける、ことが大切だともありました。
アウトプットすることの大切さ、具体的な事象を抽象化する技術は、その他の書籍でも大切だとうたわれていることです。
メモをすることにより、脳の保存領域を開けておくことができる。それは私もカレーとともにしみじみと感じていることです。
メモを取っている自分に酔うためにも、お気に入りの文房具ノートと鉛筆やペンなどを用意すると良いとも書いてありました。余談ですが、私は筆圧が弱く、鉛筆で書くと疲れるため普段はボールペンを利用しています。最近はジェットストリームが人気ですが、私はドクターグリップシリーズが好きです。また本の中にはモレスキンのハードカバーのノートと言うものが出てきますが、私はツバメノートを使っています。モレスキンのハードカバー、いちど使ってみたいなと思いました。
我見:自分の目で見る景色
離見:離れたところから有体離脱したように自分を見る
写真を撮ることで離れて自分を見る手法を育てる:その時々の心境によって似たような景色をとっていたり、似たような色をとっていたり、その時々の心境が写真に現れるようです
本を読んだ後、行動をどう変えるか
普段の持ち物を軽くコンパクトにしたいので、スケジュール帳とスケジュール帳以外のノートなどを、2冊持ち歩くことが必要なのか、最近悩んでスケジュール帳を1つにしようかと決心したところでしたが本を読みメモ帳も持ち歩くことにします。
最後に
メモをとると、メモを取ったそのことを内容までは覚えている必要はなく、ただあの時にあのページに書いた、と言うことが記憶に残ります。学生時代に勉強した事と同じで、あの本のこの上に書いてあると言うことがわかるだけでも、自分の記憶領域が広がるようなイメージを持つことができました。
具体的なメモ書きを抽象化して表す技術、これをまだうまく自分の言葉に変換できていないのでもう一度読み返してみようと思います。
今週のお題「読書感想文」