私は人生のほとんどを九州で過ごしましたが
東日本大震災の3年後から約6年間を仙台で過ごしました。
そして思うこと。
仙台(おそらく東北圏)では毎年、3月11日午後2時46分に黙祷します。
内閣府からも依頼されていますね。
https://www8.cao.go.jp/tsuitou/tsuitou.html
でも、遠く離れた九州では、黙祷する様子はあまりみかけることがありません。
では8月6日と9日はどうでしょう。
そう、広島と長崎に原爆が投下された日です。
サイレンが鳴り響き、黙祷します。
でも、仙台ではこの日にサイレンなんてきいたことありません。
私は子供の頃、夏休みの登校日8月6日に、
広島と長崎の原爆について学びました。
でも、仙台の小学校に通った子供は、
登校日に戦争について学んではいませんでした。
防災教育にも地域性があるようです。
悪いことではないと思います。
だから、ある特定のことについて
「風化させない」
「あの日を忘れない」
というのは少し違和感があります。