Candy's Diary

日々大切なことを綴っています。 テーマを大きく分けると、キャリア・ヤフオク・覆面調査員・日々の気づき、です。 新し物好きなので、試した商品の中で、良いと思ったもや、ファッション、美容、パソコン周辺機器などなど、多種多様です!

なぜあなたは映えない??

 何故あなたは映えない?   

 目次

はじめに

人は外見で判断される

表情で55%伝わる

非言語コミュニケーションは大切

話す内容が良ければよいのか

画面越しに伝わらないものとは?

とにかくオーバーリアクション

カメラやライト

パソコンに映る範囲を確認

コラム:カメラの画角とは?

やっぱりライトは必要?

窓を味方に

上品に映える

お洋服の色は白

オンラインでは、襟の詰まった服を

勝負は襟元まで

華やかに映える

何色を選ぶか

揺らす

口紅でなく濃いグロスを

自分を演出するとは

会社では?

男性と女性の違い

パソコンの横には口紅を

肌を綺麗に見せるには?

環境を設定する

キレイに見せるコツ

1人ミーティングで似合うを探す

カラーコーディネートの基本

周囲の音にも気を配る

終わりに



 

 

はじめに

コロナ禍で始まった新しい生活様式、あなたは楽しんでいますか。

コロナ禍で外出が自由にできなくなる前から、zoomなどのオンライン会議ツールはいくつかありました。でもそれまでは仕事で使う方がほとんどで、いわゆるお茶の間までオンラインが浸透したのは、最近の話です。

気軽に友達とのおしゃべりを楽しむのであれば、リビングからつなぎたいもの。オンラインでは自分の顔以外にも、リビングなどの片付いていない様子が映り込んでしまうため、背景を自由に選ぶことのできるzoomがいちばん人気という理由もわかります。

そして、気になるのが、自分はどう写っているのか。「右より左の方が上がってる」、「あれ、室内は明るいのに意外と私の顔、暗いな」などと映った自分の顔を見て、「こんなはずじゃなかったのに~」と悔しがる方も多いのではないでしょうか。

そんな困ったに対応できるよう、私が試行錯誤した方法をまとめてみました。ご参考にして頂ければ幸いです。

人は外見で判断される

美人やハンサムが勝ち、という訳ではありません。でも、こざっぱりかつ小綺麗にしている人の方が信頼できると、人は誰でもこれまでの経験の中から無意識に理解しています。ならば髪はボサボサではなく、女性であれ綺麗にブローする、ブローがうまくいかないならまとめ髪にする、男性なら寝ぐせくらいはとる、程度にはオンラインミーティングであっても準備したいものです。

外見を甘くみていると、見た目の全てが伝わりにくいオンラインこそ、見た目で損することになります。

表情で55%伝わる

アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士は、人が他人から受けとる情報(感情や態度など)の割合について次のような実験結果を発表しています。

 顔の表情55

 声の質(高低)、大きさ、テンポ38

 話す言葉の内容7

顔の表情や声の質などで93%が伝わり、言葉では7%しか伝わらない。そう、私が気になるのは、オンラインで話していると、総じて皆さま表情が硬いこと。それは、笑えていないということ。ちょっと口角を上げたくらいでは、笑顔にはなりません。微笑むていどではなく、顔の筋肉が疲れるくらい「にーっこり」笑わなければ、画面越しの笑顔にはならない、ということをお忘れなく。

非言語コミュニケーションは大切

目は口ほどにものを言う、日本人の苦手な非言語コミュニケーションですが、オンラインでは対面でのコミュニケーションよりも伝わる情報が少ないため、より注意が必要です。

例えば、好きな著者の講演会が会場でなくオンライン開催となりました。自宅視聴できるため、つい気が緩んで普段着しかも、お化粧もせずにスッピンで出席した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

しかし、例えば対面の会場で開催され、そこまでお出かけするのであれば、きちんとした洋服で小綺麗に身支度を整え、女性ならばお化粧もして、出かけていたはずです。しかし、オンライン開催で自宅視聴できるとなると、つい気が緩んでしまう。私にも経験があるのですが、気の緩みは、ふとした瞬間に画面に映し出されます。

上半身だけしか映らないからと、スカートやズボンはスウェットのままだった、でもちょっとした休憩時間などに離籍する際、映ってしまうのです。

もし、主催者がこちらの様子を見ていたらどうでしょう。

見た目を整えることは相手に敬意を表すことでもあります。外見は、私はあなたの話を聞くために準備をしましたという意思表示です。

リアルにお会いするよりも伝わらないことが多いオンラインだからこそ、非言語コミュニケーションの一つである、外見を整えてみましょう。

話す内容が良ければよいのか

対面の会議でも同じことが言えるのですが、では、話す内容が良ければ良いのでしょうか。

そうであれば、話し方の本が、ベストセラーになったり、本屋さんに所狭しと並んでいないはずです。私は中身で勝負、私はこれだけ調べてきたの、と内容ばかり目を向けず、この人はきちんと準備をしてきたんだな、調べてきたんだなと「相手を信用させるに値する見た目」にも気を使ってこそ、初めて話を聴いてもらえるのです。有能度だけで勝負しては負けです。そんなことが許されるのは、超優秀な超有名な、ほんの一部の方のみ。大多数の方は、有能度と好感度、どちらも整えてこそ初めて舞台に上がることができるのです。

まずは外見から、この人の話をきいてみよう と思われる外見に仕上げてみる。好感度の上がったあなたに向けられる眼差しは、あなたの緊張をきっとほぐしてくれるでしょう。

画面越しに伝わらないものとは?

香りや奥行きなど、対面では伝わるニュアンスも、画面という2次元の世界では伝わらないことが多いものです。対面ならば香水に気を使っても、オンラインでは洪水には気を使わないですよね 。

洋服なども良い例ですが、5万円のジャケットを着ていても5千円のジャケットを着ていても、画面越しにはその違いを伝えることは難しいのです。ただし郷ひろみさんのように、超絶素敵なベロアのジャケットなどを着用されていると、その素晴らしさが画面越しにも伝わります。ただしそれは撮影しているカメラは超一流品で、見ているテレビの画素数もそれなりだから。オンライン会議の小さなコマ割りの画面とは違うのです。だから、予算に限度のある私たちは、画面越しに伝わるものと伝わらないものを、理解することがとても重要です。予算にメリハリをつけ、投資するところには投資し、節約できるところは節約します。

先ほども書いたように、高級なお洋服の質感などは伝わりにくいのですが、白い服と黒い服を着た時の見え方は、かなり異なります。色を味方につけることで、かなり印象を変えることができます。これは後ほど詳述します。 

とにかくオーバーリアクション

私の大好きな『美人の正体』という本にも書いてありますが、笑顔は美人の条件の1つ。その中に「ジュリアロバーツの口元」が出てきます。どうしてあんなに口が大きいのに美人なのか、それは、口が動くことにより「笑っている」ということが、伝わりやすいからだとか。

美人であるかどうかは別として、オンラインでも笑顔はとても大切です。

私は以前、オンラインで「ファシリテーター研修」「ロジカルシンキング研修」というものを2日続けて受講したことがあります。初日のファシリテーター研修はとても楽しかったのですが、2日目のロジカルシンキング研修はいまいち盛り上がりませんでした。

理由を考えてみると、ファシリテーター研修の受講生は基本おしゃべり好きで、画面でもオーバーリアクションが上手、対してロジカルシンキング研修の受講生は「お堅い」人が多くあまり動かず話さない。

この2日連続の研修から、本来の目的とは別の気づきがあり、オーバーリアクションと笑顔の重要性を身をもって感じることができました。

対面の会議や研修でも、誰の発言もない会議は躍動感に欠けます。ですから、自分がその会議で「オンライン映えしたい」そう思ったら、オーバーリアクションなふるまい、にーっこり日本人離れした笑顔と、明るい声色の発言で、映えてみましょう。

私のように、本来の会議や研修の目的とは違うけれど、そこからオンライン会議とは何か、のヒントが見つかるかもしれないので、「オンライン会議での自分の見せ方」に悩んでいる方は、オンラインでの開催に「とにかく参加してみる」こともお勧めします。

また、オーバーリアクションは、日本人が不得意なことの1つ。オーバーな動きをする方が少ないからこそ、大きなリアクションは画面でも目立つのかもしれません。とにかく画面の前で固くならずに、面白いときは手を使って笑いましょう。会議が終わるときも、両手を振って「バイバイ」することを忘れずに。

冒頭でも非言語コミュニケーションの大切さを説明しましたが、オーバーリアクションも非言語コミュニケーションの一つです。口を大きく開けて笑う、目も一緒に笑う、画面に映る範囲で、喜びや悲しさ難しさなどを手でも表現する、そうすることで、画面越しのコミュニケーションであっても、あなたの気持ちは相手に、より伝わります。

オーバーリアクション、ぜひチャレンジしてみてください。

しかし重要なのは、日頃からオーバーリアクションしていないと、オンラインの会議が始まったからといって急にオーバーリアクションはできないのです。日頃からの練習も大切。 今日から早速お友達と、オンラインでおしゃべりやお茶会などしてみてはいかがでしょうか。 

カメラやライト

パソコンに映る範囲を確認

「よし今日はメイクも髪形もバッチリ」と思って臨んだオンライン会議。でも、画面に映る自分を見て「あれ、さっき鏡の前で感じたバッチリ感がないな」と思ったことありませんか。カメラの違い、照明の違いなど、色々理由はあるのですが、やはりオンライン特有の癖を理解していないから発生することなのです。

そしてZOOMとそれ以外のGoogleMeetなどではカメラに映る範囲が異なります。また、ZOOMでは選ぶことができた背景画像が使えなかったりと、会議の5分前にバタバタと準備して、「あれ、写らないはずの部分が写っている」と焦っても、時すでに遅し。

まずは、自分一人だけでもミーテイングは開始できるので、それぞれの会議システムによる違いを把握することも必要でしょう。私は、友達とのお遊びミーティングを、zoomGoogleMeetTEAMSと、一通り試してみました。ここではその細かい違いは割愛するとして、同じパソコンとカメラを使っても、取り込む背景サイズが違うことは、自分の目で確認することができました。

コラム:カメラの画角とは?

カメラの画角とは何か?、と質問されて、スラスラと答えられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。詳細を理解する必要はないのですが、超分かりやすく説明すると、カメラに映る範囲です。

パソコンなどに搭載されているのは、標準レンズ。スマホに広角や望遠レンズが搭載されていても、ZOOMなどのソフトが制御するのは標準レンズではないでしょうか(私は詳しくないので分かりませんが、設定を変えると標準でないレンズを指定できるかもしれません)。

詳細を知りたい方は、巻末にホームページを掲載しています。

やっぱりライトは必要?

できれば直径20cm程度のリングライトを用意しましょう。本格的にライブ中継を始めよう、と考えているのではなく、オンラインのセミナーや会議に綺麗に映って参加しよう、と思われている方であれば、最低限必要なのは自分を照らすライト程度で充分です。

私が使用しているのは、こちらの製品です。3千円程度(2022.4.3現在)で購入できるものです。

Sounor LEDリングライト 10インチ 3色モード付き

https://amzn.to/35A07y5

綺麗にお化粧した自分よりも、自分にあたる光に注意を払う方が綺麗に見えます。また、窓の位置や室内のメイン照明の位置と、自分の顔の位置によっても、かなり見え方が変わります。

窓を味方に

これは、映像でなく写真撮影の場合ですが、例えば昼間の明るい時間帯の撮影は、北側窓の前で撮影すると綺麗に写ります。なぜかというと、北側の光は南側と違い光が柔らかく、お顔に極端に濃い影を作らないからです。東西の窓でも似たような効果を得ることができますが、西日の強い時間帯など午前と午後での使い分けが必要です。南側の窓だけは光が強すぎるので注意しましょう。南側の窓近くで撮影する場合は、窓から離れることをお勧めします。

また、北面、東面、西面に窓がある場合、顔と窓の向きが平行でも垂直でもあまり違いはないのですが、南側の窓近くで撮影する場合は、顔と窓が平行になる(顔一面に窓からの光を受けるイメージ)ようにしないと、綺麗に映ることが難しいのです。なぜなら、顔と窓の向きが垂直になる(自分の右か左に窓がある)と、例えば、顔の右側に窓がある場合は、右側に強い光が当たるため顔の左側が暗くなってしまいます。南側の太陽光は想像以上に強いので、注意が必要です。

上品に映える

では次に、オンラインで上品な自分を演出したいときどのようにすればよいのか、その方法をご紹介します。

オンライン会議では、パソコンの前に座り、顔が中央に映るように画面を調整しますよね。そう、ほとんどの場合、映るのは顔から首までです。ということは、顔周りを集中的に改善すれば映りが良くなる、ということです。

お洋服の色は白

白のレフ板効果を体験したことのある方はいらっしゃいますか。お洋服の色を白にしてライトを正面から当てると、それだけで顔色がパッと明るくなります。

対面では赤や黄色など、カラフルな色が目を引きますが、オンラインはカメラを通してお顔を伝えるため、反射率の高い白のお洋服効果は絶大なのです。白にも色々種類がありますが、オフホワイトと呼ばれる少し黄色味がかった白より、反射効果の高いブラックライトに反射する蛍光塗料を使った白が更にお勧めです。自分の顔色に合わせて、白を選んでみましょう。

オンラインでは、襟の詰まった服を

普段はお気に入りとして重宝している服でも、画面に映ると意外にも上品に見えないことがあります。それはズバリ、襟元の開き具合が原因です。オンラインでは普段は着ないような、襟元の詰まった服を着る方が上品に映ります。

理由は、画面に映るのが鎖骨あたりまでだからです。それよりも広い範囲を画面に映すと、顔がはっきり見えなくなってしまいます。そのため鎖骨あたりの首の付け根より下は映らない確率が高くなります。つまり、できる限り画面の中に衣類で皮膚を覆っている面積が大きくなると上品に映るのです。面白いですね。 

勝負は襟元まで

次は、そのシャツの襟元に合わせるアクセサリーです。

私はあるとき、会議前に慌てて着用したのに「パールのネックレスが全く映っていない」ことがありました。なるほど、オンラインでの演出範囲は、頭の先から首までなのです。ロングネックレスは、対面では豪華に見えてもオンラインでは意味がない。本当に、首の根本に沿うような、短いネックレスでないとオンライン会議の画面には映らないのです。

そこで、パールのネックレスは、次のような長さを簡単に調整できるタイプをお勧めします。

シンプルなパールのデザインだけど長さ調節もしやすい

https://room.rakuten.co.jp/room_fa57f7396f/1700155661528176

 

対面で、いつもは上品なパールネックレス
オンラインには、後ろがリボンで長さ調整できるネックレス

★まとめると、上品に映えるためには、

・色は白

・白い服にが白い背景に注意

・アクセサリーは首に沿う短いパール

・襟元の詰まった服

 

華やかに映える

白で上品さを演出することはできましたが、オンラインで目立ちたい時もあるのではないでしょうか。

何色を選ぶか

そんな時は、柄物の服は避けハッキリした明るい色を着るのがオススメです。チェックやストライプ、ペイズリー柄など案外目がチカチカしてしまい、悪目立ちします。

でも「普段は地味な色ばかりで華やかなお洋服は持っていない」とお悩みなら、スカーフを使うのがおすすめ。そしてそのスカーフで、面積を広く使った豪華な巻き方をすると前述したように、目がチカチカしてしまいます。それよりも、小さい面積で首元を彩る巻き方の方が映えます。

スカーフは、ユニクロだとシルク百パーセントのものでも二千円程度で購入できます。(二〇二三年一月現在)

<参考>ANA CA流スカーフの巻き方
https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/000548/

揺らす

揺れる。「この人綺麗だな」と思わせる要素の1つが「揺れる」。特にキラキラと揺れるデザインのアクセサリーは、映えます。顔から近い位置にあるピアスやイヤリングは映えます。是非、揺れるデザインを取り入れてみましょう。

ここも、金やプラチナなどの質にこだわる必要はなし。必要なのは画面で映えること。

<参考>揺れるイヤリング

https://room.rakuten.co.jp/room_fa57f7396f/1700188925660244

口紅でなく濃いグロスを

オンラインミーティングのセット(パソコンやタブレット・カメラ・マイク・ライト)に、リップグロスも加えると良いですね。網がないとか紙がないと口紅濡れないじゃんと思ったあなた、カメラをインカメラにすると鏡の代わりになります。口紅を塗っただけでも全体的にお化粧している雰囲気になるのでおすすめです。最近では Zoom にもフィルターがかけられるので、口紅を塗った上に軽くフィルターをかけると、ものすごくお化粧した映像になります。 

 

映えたいならこんなアクセサリーも

https://room.rakuten.co.jp/room_fa57f7396f/1700155660802318

 

自分を演出するとは

自分をどう見せるのか、楽しむ気持ちがいちばん必要なのかもしれません。私が見つけた私の演出法は、私には効いても、他の誰かにはあまり効果がないかもしれない。

なのでもし、オンラインで映えたいと思ったら、自らオンラインミーテイングを開催し、試行錯誤を繰り返す、そんな小さな積み重ねが大切です。

会社では?

ビジネスの場面では、壁が白だったり、シャツに白を選ぶ機会も多いでしょう。ここで気をつけることは、背景とのバランスです。白い壁を背景に白シャツでは、清楚でなくぼやけてしまいます。背景を自分で選べる場合は、背景に白ではない壁を選んだり、zoomなら背景画像を選ぶと良いですね。

男性と女性の違い

この本の内容はかなり女性向けのため、ここまで読んでこられた男性の方は少ないかと思いますが、男性向けの話も少しさせてください。

ビジネス上で、気を付けて欲しいことがあります。男性の場合、ワイシャツ・ネクタイ・上着、と基本の型が決まっていて、かつ上着は濃いめの色、黒・紺・茶などを着用する方が多いです。これでオンラインの画面上に映ると 「ほぼ似たような服を着ている上に、乗っている顔だけが違う」ということになります。

ビジネスでオンライン会議の予定が入っている場合は、ワイシャツをストライプやチェックにしたり薄いブルーやピンクなどを着ることをお勧めします。 

そのとき、ストライプの 幅は細く、チェックは無地に見えるくらい小さめのチェックで、カジュアルになり過ぎないものを選ぶと、画面でも柄が主張しない映像になります。

パソコンの横には口紅を

ライトをあて口紅を塗るだけで、オンラインではかなり映えるお顔になります。よくオンライン会議などで使う場所には、手の届く範囲に口紅やグロスなどを置いておくと便利です。気づいた時にさ、さっと塗ることができます。鏡は用意しなくても、カメラを自撮りモードにして鏡の代わりにしましょう。

肌を綺麗に見せるには?

お化粧よりも、ライトに気を使いましょう。直径20から30センチのものが顔写りもよくなりおススメです。アマゾンなら3千円ほどで購入できます。

LUXSURE リングライト

https://amzn.to/3XOQzVC

環境を設定する

ズーム以外では背景画像で自由に遊ぶことは難しいのですが、背景は額縁だと思って自分の演出に取り組んでみましょう。

小学生や中学生の頃にもらった賞状も標準的な木彫の額縁に入れるのと、ルーブル美術館に飾ってあるような額縁に入れるのとでは、中の物の見え方が変わります。

職場ではオフィス風に見せる必要がありますね。そんな時はこちらがオススメです。

■オフィス(大塚家具)

https://twitter.com/idc_otsuka/status/1248461042356604930?s=20&t=BtNVe1UbL7GzEGICHFx6Yw

https://twitter.com/idc_otsuka/status/1251047548388642816?s=20&t=BtNVe1UbL7GzEGICHFx6Yw

完全に自由なプライベートのオンラインミーティングでは、こちらをおすすめします。恥ずかしいくらいの額縁効果がありますが、チャレンジしてみてください。

■女性向け(kay me)

https://kayme.com/jp/zoombackgrounds/

綺麗に見せるコツ

対面で綺麗に見せるには、目を黒いアイラインで囲んでバッチリさせ、肌をファンデーションで整え、口紅を塗り、頬に赤みをさす、これが基本です。

ただしパソコンやタブレットなどの画面を通しての演出となるため、見え方が違います。しかも、今まで映像といえばいわゆる一般家庭では、テレビの画面を通して見ることがほとんどでした。しかし、オンラインミーティングではテレビほど解像度もよくありません。映像を発信する主催者のカメラのレベルも、高くないことがほとんどです。

いちからキッチリお化粧するのではなく、ポイントを押さえて綺麗に見せれば良い、というわけです。

例えばリアルな対面時は、ファンデーションで肌を綺麗に見せますが、そうではなく、ライトの当たり具合で肌は綺麗に見えます。オンラインならではのポイントを押さえて、オンライン映えを目指しましょう。

1人ミーティングで似合うを探す

どのオンラインミーティングアプリにも「今から会議を始める」のようなボタンがあり、そのボタンをクリックするだけでミーティングは始まります。そう1人焼肉ならぬ1人ミーティングで写り具合を確かめてみましょう。

この人綺麗だなぁと思う方が、いつもYouTubeで白いTシャツ姿でした。なぜだろうと私は思っていたのですが、その理由はなんと、レフ板効果を狙ったものでした。なんと、白いTシャツに反射した光で顔を明るく見せる効果があるのだそう。白い服であれば、黒い服よりはレフ板効果が高いのですが、前述したようにオンライン会議では写る範囲がかなり狭いです。襟ぐりの広い素敵でおしゃれな服装よりも襟の詰まった、要は限りなく顔に近いところまで、白い色を持って来た方が反射効果が高いので、Tシャツのように襟が詰まった形は最適なんです。

カラーコーディネートの基本

カラーコーディネートの基本も知っていると、画面の中でのまとめ方が分かるので、すこしだけお話しします。

何においても、カラーコーディネートの基本は三色以内です。ファッション、プレゼン資料などの本にも、よく書かれています。正確には、三色プラス、白と黒です

そしてその三色を使う場合に、トーンを統一すると画面の中にまとまりが生まれます。「トーン」とは色調のことで、明度と彩度で色の調子を表します。明度とは色の明るさのことで、白の明度は最も高く、反対に黒の明度は最も低い。彩度は色の鮮やかさのことで、原色の彩度は最も高く、パステルカラーの彩度は低くなります。左記のホームページ内にトーンについて分かりやすくまとめてあります。

カラーコーディネートの基礎

https://www.megasoft.co.jp/3d/colorscheme/

また、補色という言葉をご存知でしょうか。分かりやすい、補色は赤と緑です。

例えば赤い色を10秒間じっと見続けます。そして、白い壁に視線を移すと、目の中央に緑の点が現れます、これが補色の関係です。つまり、赤い色をじっと見続けて急に視線をそらすと、緑の点が現れます。

例えば、病院で手術着が緑なのは、赤い血を長時間見たあとに視線をそらすと、緑になります。その視線の先の手術着が緑であれば、視界の邪魔をしないので、手術着は緑なのです。

周囲の音にも気を配る

マイクの精度が良くないからと気を抜いていても、マイクは意外と色んな音を拾います。私が以前主催したオンラインミーティングで、カフェから参加してある方がいらっしゃったのですが、明らかにその方のマイクがカフェのバックミュージックを拾っていました。

でも、参加されたご本人はマスクを付けてその中にマイクを入れているから、私の声しか拾っていないはず、という自己主張の一点張り。

皆が自由に発言してワイワイとした空間にしたかったのに、結局は、参加者を全員ミュートにしなければ静かな空間が作り出せず、残念な結果となったこともあります。

終わりに

もし、あなたのオンラインミーティングをする場所がほとんど決まっているのなら、その場所にパソコンとライトとリップグロスを準備しておけば、慌てていても10分前に準備ができます。オンライン会議用の化粧ポーチをつくるとよいですね。パソコンの前に座り、自撮りモードでリップグロスを付け、アクセサリーをつけ、スカーフを巻く、これらのものを全てポーチに忍ばせておき、パソコンと一緒に持ち歩きます。

いつでも綺麗に演出するため、手が届く範囲にオンライン映えする物を置いておくことが大事なのです。

また、このリップグロスによる演出は、マスク生活では、口紅を塗った自分を見せることも減りましたし、口紅を塗った方とお会いすることも少なくなりました。なので、とても新鮮なのです。

オンラインでは、実際に対面するのと同等の印象を与えることが難しい、のは明らかです。けれども、だからと言って手抜きしてよいということではありません。気を配る人が少ないからこそ、映えるのです。

自分をより良く演出して、少しだけ得してみましょう。いつでも綺麗にしておく、その気持ちが何より大切なのです。

この本があなたを演出する一助になれば幸いです。

参考

■カメラの画角とは?
キャノンのホームページ

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/%E7%94%BB%E8%A7%92.html