中野信子さんと内田也哉子さんの対談をまとめた本です。文章が口語調なので読みやすい。
世間一般で言われる、両親に愛されお父さんもお母さんも家に帰ってくるような、幸せな家庭には育っていないお二人が、家族を題材として対談されたものが、対話形式でまとめられています。
私はどちらかと言うと普通に近い家庭で育ちました。
でも、今の戸籍制度や社会通年で言われる家制度には疑問もあります。家って何なんだろう?、家族って何なんだろうと、中野さんの著書を読んだ後に、コンビニで見かけて気になり購入した本です。
150年ほど前でしょうか、結婚が今の形で民放に定められ、みんな結婚するとその法律にがんじがらめになり生きています。
ルールは人が作るもの、そろそろ結婚と言うルールも変わる時期が来ているのかもしれません。
本の中にあった、フランスの結婚事情が気になり、次に読んでみたいなと感じました。
1番刺さったのは
人間は人類が誕生した当初から、子孫を繁栄させるために生きてきた。
なのに理性が必要で大切だと言う。
子孫繁栄を目指すのであれば、理性の方が大切だとより多くの人が考えるのか。
とても納得できて、印象に残りました。