随分前の話ですが、携帯電話が1人1台程度に普及し始めた20年前頃、分厚いマニュアルを読みながら、いろんな設定を覚えていた記憶があります。
現在はスマホを買ってもマニュアルはPDFでダウンロードしてくださいなので、分厚いマニュアルがついてくることはないですね。
その中で携帯電話の電話帳にシークレットモードというのがありました。
電話帳のシークレットモードってなに?
単純にそう思った私。説明文を読んでいると、シークレットモードで登録した相手にかけたり、かかってきたりしても、着信・発信履歴ともに残らないとのこと。
なんだそれ?
つまりは、浮気相手をシークレットモードで登録しておけば、何の記録も残らないということ。シークレットモードの電話帳を開けるには、暗証番号が必要。事件になり、警察がNTTに問い合わせをすれば通話記録も見ることができるかもしれないけれど、一般的なケンカのレベルでは絶対に明かされることがない、通話履歴。
このような機能が標準で搭載されていることに驚きです。
今になって思うのは、このような機能が搭載されているのは、開発陣に男性の意見が色濃く反映されているからでしょう。
女性が活躍している分野もありますが、総じて日本の場合、正社員は高齢になるほど男性の割合が高い。だから、男性に便利な機能は搭載されやすい。ということなのだと思います。
スマホの開発陣に女性の割合が増えれば、もっと日常生活を効率的に行えるような機能が、追加されていくのかもしれませんね。