SDGsの17の目標からいくつかをとりあげ、掲げている企業も多い。
しかし、日本で、5番目の「ジェンダー平等を実現しよう」を掲げている企業は少ない。
目標を掲げ、達成できないことが予想されるからかな。
私は運よく周囲にも恵まれて「女の子なんだから大学なんか行かなくてもいいんじゃない?」とは直接言われたことはなかった。だから、働き始めてびっくりしたのです。男性と同じように働く女性が少ないことに。
そして、今まで普通だったことが全て普通でないらしい。
偶然にも私には同じ大学の同じ学部を卒業した男性が、同僚にいたのですが、そもそも待遇が違う。会社の「前例」に従うと、こうなるらしい。
ここでも私は幸運に恵まれ、いわゆる社内の人事課の方々は「女性を男性と同じ待遇で採用する」ことに理解がなかったのですが、課内の上層部は「同じ仕事をさせるのだから彼と同じ待遇で」という考え方でした。
その後も何かと壁にぶつかり、5年半でこの会社から逃げ出すことができました。
いやいや「女性だから」というだけで給与が上がらなかったりするのは何故なんだろうと、何冊か本を読んだところ答えの一つが書いてありました。
学校生活は、たてまえの男女平等である。
なるほど、教育現場としては「社会は男女平等でない」とは教えにくい。でも現実を教えてほしかったな。現実を知らなきゃ、社会を生き抜くことは難しい。そう思いませんか?