なぜこの本を手にとったか『 』
本好きの知人に勧められ、購入しました。読んだことのないジャンル、著者のもので、どんな本なんだろうと思いワクワク💕しながら読みました。
読んでみての感想
岡本太郎さんは、作品は有名なものをいくつかテレビや本で見た事はありましたがこんなに何冊もの本を出版されているとはこの本を手に取るまで存じませんでした。
作品とは違い本の内容は爆発しておりません。芸術とは何なのか、絵がうまいとは何なのか、芸術のために必要な事は何なのか色々と考える本でした。
芸術が身近でない私には、次のことをあまり考えることがなかったのですが
芸能
芸術
この違いを考えさせられる本でした。
絵を書く事は苦手ですが、お化粧をするときに、ベージュから茶色の色を使って顔に立体をつける事は、楽しくて大好きです。家を作ると言う事は、そういうことなのに二次元の紙を相手にするとどうしてもシェーディングではなく、輪郭を描いてしまいます。でも、それだからだめだとか、その方法はダメだとか、だから下手だとか言う事は間違っている、それでも楽しく書くことが大切だということに気づきました。
芸術は古くなるし、新しいものが出てくる。新しい価値が出てくる。私は学生時代に茶道をしていましたが、茶道を例に出された芸事については、大変わかりやすく感じました。
本を読んだ後、行動をどう変えるか
やはり私の生活の中で絵を書くと言う事はなかなかないと思いますが、鑑賞の仕方は変わりました。
最後に
小中学校での美術の授業のあり方、これがやはり間違っているように思えてなりません。私など絵が苦手でしたので、版画や彫刻等はそれなりにがんばりました。そうすると美術の成績が良くなるのです。成績が全て、なんだか悲しい。だけど、通知表の内容が悪いのも悲しい。
絵が上手な人を褒めたところで、芸術家に進む人はほんのわずか、その中で写実することが全てという内容の指導はいかがなものか、という内容には私も同感です。そして、ここに書いてある事は、13歳からのアート志向、にもつながるなと感じました。
岡本太郎さんのほかの著作も読んでみたいです。
今週のお題「読書感想文」